SEO担当の瀬尾です。
かれこれ3年ほど前の当ブログで、Google(グーグル)が検索結果の表示順位について、SSL化されたサイトを優遇する方針であることを報告させていただきました。いま改めてその投稿≫を読み返してみると、それほど大した内容ではないけれど現在の状況を「結構正しく予想してるじゃん」と軽く自賛してしまいました。
今回巷をにぎわせているのは、グーグルが提供するブラウザ「Chrome」の新バージョン(68)から、アドレスバーの左端に「保護されていない通信」という警告が表示されるようになったこと。
さらに9月から、逆に「保護された通信」は半ば当たり前という考え方に基づき、こちらの表示を削除し、10月以降、ユーザーが HTTP ページにデータ入力するときに表示される「保護されていません」の警告を、赤色に変更する予定であることも明らかにしています。
これをもって、検索結果表示におけるSSLサイトの優遇計画が完全に実施に移されたとは必ずしも断定できないかもしれません。しかし、グーグルのオフィシャルなブラウザにおける措置だけに、少なくともサイトのSSL化が必須になったことは間違いないでしょう。
3年前は、SSL導入に伴う費用や設定作業などの負担から「常時SSLが当たり前の時代」を想像し難かったのですが、最近は無料もしくは格安のSSLが登場し、レンタルサーバーのコンパネなどから簡単に実装もできるようになり、よりリアルになってきましたね。
もちろん、サイト内の修正が必要な場合や、アナリティクス、サーチコンソールといったツールの登録変更などにつきましては、随時サポートさせていただきますのでご相談ください。